物語はフィクションであり、画像やD画は雰囲気を醸すためのもので物語とは無関係です。未成年者は閲覧禁止。なお、D画はup枠が10Mなので古いものから順次消します、あしからず^^

第12話、某大学院環境研究科の美人研究者の場合(2)怖れていたこと
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三日目の朝のことだった。

「A君、例の件、先方からOKの連絡があったよ、急なことですまんが、君、行ってくれるか」

「北部の○○市ですね、環境問題の調査・・、はい、わかりました、行ってまいります」

「教授、わたくしもA先生のお供をいたしましょうか」
「いや、小山(秀子)さんは私と此処に残ってくれたまえ」

こうしてA男は一人でこの国ご自慢の磁浮列車に乗って北へ向った。
怖れていたことが現実になった。秀子は内心そう思った。

鬼原教授と二人きりになることを怖れていたのだ。それは教授が日頃から自分に邪な思いを寄せていることを知っていたからである。

一度、こんなことがあった。大学のコンパの二次会の後、ホテルに強引に誘われたのだ。

その時は秀子が丁重に断って事なきを得たのだが、そのとき以来、彼女は教授に対する警戒心を解いていないのだ。

しかし、ここは日本を遠く離れた外国の旅の空の下である。ひとり逃げて帰るわけに行かない。それが教授のつけ目だったのだろう。

助手のA男が去った後、教授は秀子を地獄網にどんどん追い込んでいく。

「小山さん、ご苦労だったね、お陰で今回の出張の目的はほぼ達成したよ」

「教授、ご講演は好評でしたわァ、割れるような拍手でしたもの」
「いやいや・・アハハー・・、あとは研究機関の表敬訪問をいくつか残すだけだから、気楽にいきましょう、ね、気楽に、小山さん」

この日、教授は秀子を伴って、この国の名所旧跡をあちこちめぐった。
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第12話、某大学院環境研究科の美人研究者の場合(1)アジアの某国際空港
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ここはアジアの某国際空港である。今しがた日本からの定期便が到着した。

タラップを降りる日本人乗客の中に一人の中年の紳士の姿があった。よく見ると紳士は若い男女を従えていた。

中年紳士の方は、関西の某有名大学大学院の鬼原教授だった。若い男は同教授の下で働く助手のA男だった。

また、女性の方は、東京の有名な女子大の講師の肩書きを持ち、同教授の下へ国内留学中の研究生の小山秀子であった。

今度の旅行の目的は、同国の環境問題の調査と講演のためであった。教授は一日目、二日目と会議、講演を精力的にこなした。

もちろんその陰にはA男や秀子たちの懸命な準備作業があった。
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